FAQ

よくあるご質問や、トラブルに対する回答を紹介します。
下記のリンクをクリックして、その質問に対する対処方法をご覧ください。

 

ステータスモニタの状態表示が変化しないことがあります。

ハードディスクの空き容量の少ないコンピュータでうまく印刷できなくなりました。

ジョブの保留操作後に、正しく印刷できないことがあります。

GIMPで矩形のデータを印刷すると、右辺に点状の印刷が数個発生します。

印刷中にCUPSのプリンタ設定を変更すると、プリンタの印刷が中断してしまいます。

複数ページを印刷中にプリンタのカバーを開くと、その後の印刷が行われないことがあります。

指定したサイズで出力できないことがあります。

cifコマンドで--guiオプションをつけて起動すると"cannot open display" が発生し、ドライバUIが起動しません。

Fedora Core 6で、Firefox ver.1.5.0.7から印刷を行うと、正常に印刷はできますが、Firefoxが終了してしまいます。

openSUSE 10.2で、選択しているロケールによって、cngpijコマンドとlprコマンドから画像ファイルやテキストファイルが印刷できないことがあります。

openSUSE 10.2で、lpadminでプリンタを登録すると、デフォルトの用紙サイズがLetterになります。

Turbolinux FUJIで、ステータスモニタに"Spooler error"が表示される場合があります。


ステータスモニタの状態表示が変化しないことがあります。

印刷が開始されるまで状態表示は変化しません。
また、プリンタ本体のLEDでエラーが表示されている場合は、その原因を取り除いてください。

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ハードディスクの空き容量の少ないコンピュータでうまく印刷できなくなりました。

印刷を頻繁にキャンセルすると、この現象が発生しやすくなります。
印刷時には、/tmpの下に一時ファイルが作成され、大きな画像を印刷すると、この一時ファイルも大きくなります。
一時ファイルの数が増えると、ディスクスペースを圧迫していきますので、rmコマンドでbjtmp、ciftmp、ijpsから始まるファイルを削除してください。

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ジョブの保留操作後に、正しく印刷できないことがあります。

LinuxのUSBドライバにデバイスリセットが実装されておらず、プリンタリセットができないのが原因です。

以下の操作を行ってください。

1. すべてのジョブを削除します。

2. その後、以下のいずれかを行います。

プリンタの電源をオフにした後、再度オンにします。

USBケーブルをいったん抜いてから、もう一度差し込みます。

リブートします。

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GIMPで矩形のデータを印刷すると、右辺に点状の印刷が数個発生します。

アプリケーションの障害です。

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印刷中にCUPSのプリンタ設定を変更すると、プリンタの印刷が中断してしまいます。

印刷中に、CUPSのWebインタフェースやlpadminコマンド等によりCUPSのプリンタ設定を変更すると、強制的なジョブのキャンセルが発生し、印刷が中断されます。
これはCUPSの仕様によるものです。

以下の操作を行ってください。

1. すべてのジョブを削除します。

2. その後、以下のいずれかを行います。

プリンタの電源をオフにした後、再度オンにします。

USBケーブルをいったん抜いてから、もう一度差し込みます。

3. CUPSのWebインタフェース上でプリンタをstop/startさせます。

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複数ページを印刷中にプリンタのカバーを開くと、その後の印刷が行われないことがあります。

複数ページにわたるドキュメントの印刷中に、ページ区切りの排紙直後のタイミングでプリンタのカバーを開くと、その後の印刷がキャンセルされてしまうことがあります。
これは、プリンタの仕様によるものです。

以下の操作を行った後で、もう一度印刷を実行してください。

1. すべてのジョブを削除します。

2. その後、以下のいずれかを行います。

プリンタの電源をオフにした後、再度オンにします。

USBケーブルをいったん抜いてから、もう一度差し込みます。

リブートします。

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指定したサイズで出力できないことがあります。

他のアプリケーションで、印刷設定保存機能によりドライバ設定が保存された可能性があります。

ユーザのホームディレクトリにある.cups/lpoptionsまたは、.lpoptionsをエディタで開き、該当部分を削除することで、回避可能な場合があります。

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cifコマンドで--guiオプションをつけて起動すると"cannot open display" が発生し、ドライバUIが起動しません。

Linuxのディスプレイに関する設定が不十分なことが原因です。
rootでログインして、以下の操作を行ってください。

Fedora Core 6の場合

1. gdmsetupコマンドを実行します。

2. [セキュリティ]タブの[TCP接続を禁止する]チェックボックスのチェックを外します。

3. リブートします。

openSUSE 10.2のKDE環境の場合
(GNOME環境の場合は以下の設定は行わないでください。)

1. YaSTを起動します。

2. システムメニューの/etc/sysconfigエディタを起動します。

3. [Desktop]=>[Display manager]で、以下の項目の設定を変更します。

DISPLAYMANAGER_REMOTE_ACCESS: yes
DISPLAYMANAGER_XSERVER_TCP_PORT_6000_OPEN: yes

4. リブートします。

Turbolinux FUJIの場合

1. /etc/inittabを以下のように編集して、ログイン方法をテキストログインに変更します。

id:3:initdefault:
#id:5:initdefault

2. リブートします。

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Fedora Core 6で、Firefox ver.1.5.0.7から印刷を行うと、正常に印刷はできますが、Firefoxが終了してしまいます。

Firefoxをver.1.5.0.8などにバージョンアップをしてください。

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openSUSE 10.2で、選択しているロケールによって、cngpijコマンドとlprコマンドから画像ファイルやテキストファイルが印刷できないことがあります。

ロケールに以下の言語を選択すると、cngpijコマンドとlprコマンドからBMP、TIFF、JPEG、PNGなどの画像ファイルとテキストファイルを印刷できません。

チェコ語/デンマーク語/ドイツ語/スペイン語/フィンランド語/フランス語/ギリシャ語/ハンガリー語/イタリア語/オランダ語/ノルウェー語/ポーランド語/ポルトガル語/ロシア語/スウェーデン語/トルコ語

印刷時に、ロケールに英語を選択してください。
 

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openSUSE 10.2で、lpadminでプリンタを登録すると、デフォルトの用紙サイズがLetterになります。

rootでログインして、以下の設定を行ってください。

1. スプーラからプリンタを削除します。

例:PRINTERという名前でプリンタを登録してある場合

# /usr/sbin/lpadmin -x PRINTER

2. /etc/cups/cupsd.confをエディタで開き、言語環境に合わせて末尾に以下の行を追加します。

例:日本語環境の場合

DefaultLanguage ja_JP

3. CUPSを再起動します。

# /etc/init.d/cups restart

4. 再度、プリンタのスプーラへの登録を行います。

例:PRINTERという名前でプリンタを登録する場合(「canonxxxxx.ppd」にはPPDファイル名を入力します)

# /usr/sbin/lpadmin -p PRINTER -m canonxxxxx.ppd -v cnij_usb:/dev/usb/lp0 -E

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Turbolinux FUJIで、ステータスモニタに"Spooler error"が表示される場合があります。

/etc/hostsを編集し、自ホストを 127.0.0.1 のエイリアスとして追記してください。

ホスト名が Linux-TFUJI の場合

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost Linux-TFUJI

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